2024年に練馬区立美術館主催、パ協が企画制作として実施した「ねりび・あにまるぱれーど」。今年は「ねりび・ボタニカル・パレード」として第2弾が開催されます。2025年6月8日(日)には第1回目の企画準備が練馬区立美術館にて行われました。

アートマルシェ2025「身体で感じる緑とアート」展
会期:9月10日(水)〜9月28日(日)
(画像は「ねりび・ボタニカル・パレード」衣装イメージ)

練馬区立美術館では、令和5年度より「まちと一体となった美術館」を目指して、練馬区立美術館・貫井図書館・美術の森緑地を会場にイベント「アートマルシェ」を開催しています。

練馬区立美術館
練馬区立美術館


3年目となる今年は「身体で感じる緑とアート」をテーマに掲げています。パ協はパフォーマンス事業の企画制作に携わっています。
※パフォーマンス日程:9月13日(土)〜9月14日(日)

美術館に「動」のアートを

新井氏(写真左)とパ協代表理事の若羽(写真右)

美術館の事業である「アートマルシェ」に「パフォーミングアーツ」を取り入れた理由について、練馬区立美術館 学芸員の新井晃(あらいひかる)さんにお話をうかがいました。

「これまで練馬区立美術館では絵画や彫刻など『静』の作品を多く紹介してきました。今回、『動』のアートも取り入れたいと考えて、このような企画を考えました。今後も多様なアートを取り入れていきたいと考えています」(新井氏)

2025年のアートマルシェのテーマは「身体で感じる緑とアート」です。昨年と違う点は参加型のワークショップとパレードに加えて、パフォーミングアーツ協会所属ダンサーによるパフォーマンスもあるというところ。

キャパシティを外す

2024年に開催された「ねりび・あにまるぱれーど」の様子

昨年の「ねりび・あにまるぱれーど」は未就学児から低学年の参加が多かったですが、今年は中高生にもアプローチしたいとのこと。

「慣れていないと身体を使うことに恥ずかしさを覚える人も多いですが、自分のキャパシティを外して、踊る楽しさを発見して欲しいと思います」(新井氏)

今年のパフォーマンス事業は9月13日(土)〜9月14日(日)に開催されます。興味のある方はぜひ、ねりびに足を運んでみてくださいね。参加をご希望の方はこちらからお問い合わせください!

2025年6月8日(日)企画準備の様子(練馬区立美術館にて)

6月8日の第1回企画準備には、パ協が募った6名のアーティストが参加。当日行うフェイスペイントのデザインの相談や、衣装の一部の制作などの作業を行いました。
参加者:川村真奈、フェイスペインターミホウ、森田愛美、山之口理香子、若羽幸平、渡邉 茜

フェイスペイントの相談中
衣装の一部を実験的に制作
衣装の下地になる模造紙にペイントを行う若羽
フェイスペイントのイメージを制作