2024年に実施した「ねりび・あにまるぱれーど」に引き続き、今年は「ねりび・ボタニカル・パレード」が開催されます。
2025年8月11日(月・祝)に、第2回目の「ねりび・ボタニカル・パレード」の準備が行われました。

今回の作業の内容は前回に引き続き、ワークショップで使用する衣装の一部の制作、およびフェイスペイントの相談です。
2024年の第1回から本事業に携わっているフェイスペインター☆ミホウ(通称:ミホウペイント)さんにお話をうかがいました。
非日常を体験できるフェイスペイント

ミホウペイントさんは、普段はどのようなお仕事が多いのでしょうか?
「お祭りや地域イベント、お誕生日会などで、フェイスペイントやボディペイントを行っています。お子様をはじめ、幅広い年齢の方にご利用いただいています。」(以下、「」内ミホウペイント)
ミホウさんは、パ協企画の「パレード」の事業では主にフェイスペイントの監修を行っています。フェイスペイントとはどのようなものでしょうか?
「フェイスペイントはお化粧とは違って、美しくするというよりは顔をベースに表現をするというものです。顔がキャンバスになって、描くことで非日常を体験できます」
お祭りなどでもフェイスペイントをした人が増えることで、会場に非日常空間が広がっていき、お祭りのムードが高まります。
「フェイスペイントによって、お客さんもお祭りの一部になっていくんですよね」
プリミティブなフェイスペイントを考え中

前回の「ねりび・あにまるぱれーど」では“動物”がテーマだったため、うさぎ、蝶、トラ、ライオンなどのモチーフでフェイスペイントを実施しました。
「去年私が描いていましたが、今年はみんなが自分で描く体験をしてもらいたいなとも考え中です」とミホウさんは話します。
今年のパレードのテーマは「ボタニカル」です。それに合わせてフェイスペイントもプリミティブを意識してデザインするとのこと。
「子供でも簡単にフェイスペイントが楽しめるように、ステンシルを作ってこようかなと考えています」
身体表現で“メイク”をする意義

パ協代表理事の若羽は「今回はメイクの意義も説明したい」と話します。(以下、「」内若羽)
「舞踏では日常と体を切り離すという目的で、全身を白く塗ります。メイクをするということで、他から力を借りてくるという意味を持つこともあります」
古代の社会においてメイクは、ただ美しく見せるためだけでなく、魔除けや身分を示すといった意味も持っていました。
「ミホウさんのアイデアを元に描いてもいいし、自由にフェイスペイントを楽しんで欲しいです」
今年はみんなどんなフェイスペイントをするのか、見るのが楽しみですね!!
参加者:川村真奈、フェイスペインター☆ミホウ、森田愛美、山本裕、若羽幸平、渡邉 茜